うなぎ

十数年前に成りますが、
近所に住む人から私が故郷創生に力を入れているというのを聞きつけヨーロッパでやっている養殖法がこれからの事業に最適だと、その設備を売り込んでくれと話を持ちかけられ、たまたま、自宅の風呂で使っている水を取り替えずに使う循環方式とおなぎ理屈だと思い千葉県の横芝まで見に行く事にした。そこでは元漁業組合長だったと言う人に依頼してバイオを使った養殖をやっていた。話を聞いたところ日本の殆どが海から採ったシラスウナギを買い池で育てているとの事、うなぎが一番早く育つのは水温を27度位にするので池をハウスにして水温を上げる必要がある。水槽は当然、食べ残しや排泄物などで水質が悪くなるので浄化の必要が出てくる。水槽は地面を掘った作りで、あの大きな水槽の水を常時入れ替える事は出来ない。薬品で浄化する事になるのは当然のことでしょう。結果偶然NHKテレビで見たのですが奇形のうなぎが出来る。ヨーロッパでは地面の上の水槽だから排水も簡単に出来るように出来ている。しかも、水質浄化はバイオでやっているから薬品は使えない。当然飼育数は数倍になり効率は良い何より薬品を使わない飼育に感動しました。日本でやっている飼育の写真を見せた所笑われてしまいました。何故ならこの方式は彼らが10年以上も前にやっていた設備でいまでは誰もやってないとの事、それは効率も悪く故障も多いと言ってました。それを近所のおっさんは日本で最新式と売りつけていたのです。私は横浜から遠いし車の運転が苦手で自分で行くのが嫌だったのですが設備を買えば全てやってくれる約束で投資したのですがヨーロッパから帰ったらばれたと思ったのか買ってくれていたお店に悪口を言って売れないようにしてしまい養殖場を閉鎖してしまいました。彼は風力発電なども初期に始めたのですが通産省なども騙したなどその後悪い風評が広まり世間を狭くしているようです。その後私はヨーロッパで学んできたことを元に水槽を造り車庫を改造して5,000匹程を飼育していたのですが水温管理で費用の掛かり過ぎと水の管理で何度も失敗しましたが軌道に乗ったところで稚魚シラスの高騰で一時中止する事にしました。その後ミヤンマーに行くようになりうなぎの話をした所現地には田うなぎと言うのがいくらでも採れることを聞き試食したところ味もよく、日本に長く住んでいた人が池を利用して養鶏と養殖をやっている事を聞き尋ねると広大な造られた池での上に小屋を造りその糞を利用して魚を飼ってました。人の良さそうな青年で気に入り私も一部を借り運営は彼にお願いして、将来うなぎの養殖を夢見て投資しました。私は佐賀で養鶏もチャレンジしましたので養鶏は関心ありませんでしたが。ミヤンマーでは取れたウナギを集め中国に輸出する位の関心しかありませんので彼にウナギに関心を持ってもらう為に苦心しましたが、

この度日本で一番苦労した水温の上昇が何処でも確保出来ることが分かりました。
勿論、投資も殆ど掛かりません。
早速、千葉の研修所で使ううなぎを施設内で飼う事にしました。

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