私の体験からあなたのお役に立つ事はありませんか? 〜その5〜

保険会社

社員はいなかったが、できたばかりの営業所に夢を売り込んだ。

当社の拡大に営業所の資金面を含め、全面的に協力を得て新規獲得に成功することができた。
営業所でのトップの実績を得られ、ブロックの代表として、数年間に渡リ外国招待の栄誉を受けた。

時の所長と担当者は会社でのナンバー2までなって、その後退職した。
少しはその時の実積の恩恵を受けたと思う。

開拓に関しては、「一社一代理店制度」と聞いて開拓した会社だったにも関わらず、保険会社社員の理解不足で数社の代理店との競合にさらされ苦労した。
しかし結果的には、全ての代理店が撤退し当社のみで独占することができた。

横浜は営業所であったため、競合支店の方が格段上で、その上役に横槍を入れられた。自己の領域を守るため、本社の副社長の前で大げんかを演じたこともあった。

トラブル

顧客の幹部の無知で、契約以前に癌に煩っていた人が再発し、保険金の請求があった。
当然ながら保険会社は支払いを拒否し、お断りした。
しかし先方は納得できず「約款を変更しろ」とまで詰め寄ってきた。

このことを本部の幹事会が取り上げ、欠席裁判で私は悪者となった。
結局、出入り禁止を宣言された。彼が外部に転任するまでの8年間、全体の募集活動を中止させられる、という災難にあった。

そもそも誤解の理由だが、「保険契約上『過去にガンになった人は保険に入れない』という事実を本人が知らなかったのだから、払うべきだ」、「自分の権力を誇示するために約款を変えるべきだ」と役員会議で主張された。
詳細を知らない当時の役員は今でも私が悪いことになっている。

つづく…

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